「これが手に入ったら幸せになれる」
そうやって、
実在のタイミングを
未来という空想に先送りしていませんか。
私たちは「ない」という
知覚のエラーに惑わされ、
願いがまだ
形(現象)として現れていないと
誤認しているとき、
今、ここにある充足を
否定してしまいます。
私自身、
ずっとそのループの中にいました。
けれど、ある時気づいたのです。
「ない」のは現実ではなく、
私の視界の方だったのだと。
その瞬間、
強張っていた身体はゆるみ、
「観測者」としての
真実の暖かさが蘇りました。
そして逆らえない重力とともに、
心地よい実在の響き(Vibe)へと
深く沈んでいくことができたのです。
[ Settle | 沈む ] にある装置の68秒間は、
その「知覚の正常化」を
物理的な体感にするための時間です。
現象がどうあれ、
今、宇宙の棚から実在を下ろし、
その成就の震えを
重心(じぶん)へと沈着させる。
「まだ叶っていないじゃないか」 という
ノイズが聞こえてきたら、
ただ静かに
こう観測してください。
「そうだね。
現象として現れる前から、
この重みは
既に私の中にある。
どうやら私は
この重みの正体を知っているようだ。」
